私の家に、はとこのケースケが来た。

ケースケの目当ては、北海道産白い恋○。





白い恋人達





「チィーッス!。久しぶりだなぁ〜ってか、白い恋○貰いに来てやったぜ!」

「久しぶり・・・。だけど、貰いに来るって何?頂きに参りましたでしょ。わざわざあげるって呼んであげたのあたしだよ?」

「だって、本当のことじゃん?」

「そんな言うならあげないでもいいんだけど?」

「うわぁーそれは、ダメ!俺が来た意味ないじゃん。な?」



ケースケは、聞いた話によると…ってか、白い恋○が好きらしい。

よくあたしの父さんが北海道に行くから、頼まれる。

まぁ、実際に美味しいんだけどね。



「あーもう、好きだなぁ」

「白い恋○が?」

「それもだけど・・・」

ん?白い恋○のことじゃないってか?

「俺は、のことも好きだぜー」



自分でもわかる、体温が上がっていくのが。

だって、ケースケにこんなこと言われると思ってなかったから。

…仕方ないな。今度また父さんに頼んでおいてあげるよ。

そう、思った日。